投資ビギナーもいいとこな自分が
・どのような運用方法があるのか
・どのくらい資金を必要とするのか
過去の自分が「こんな情報が欲しかったΣ( ̄ロ ̄|||)」と思える情報をまとめていきます!
皆さんと資産運用初心者から「ちょっと周りより詳しいぜ(* ̄^ ̄*)」というレベルまで一緒に勉強していけたらうれしいです。
FXは学生からサラリーマン、主婦まで手軽にスマートフォンで行なえる取引です。
昨今、FXという言葉を耳にする機会も大変多くなりましたね。
「FXで100万円溶かした。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン」
「FXで500万円利益が出た!ヾ(=^▽^=)ノ」
など数々の話を耳にします。
このような話を聞いている限りでは、
FXは運の良い人が設けられ、運の悪い人が損をする一種のギャンブルのようなものと思われがちです。
ですが、
FXがどのようなものかよく知ると、そのような印象は変わると思います。
1 》FXとは
最初に「FX」とは、
ーForeign eXchangeー
(外国為替証拠金取引)
の略称です。
つまり
お金に対して投資するということです。
名前の通り外国の異なる通貨の売買を行なうを行なうことで「お金に対して投資する」ということになります。
円安でも円高でも利益が出る仕組み
FXでは、
円の相場が上がっているときでも下がっているときでも利益を得ることが可能です。
〈円相場が上がったとき〉
買い注文から入ることで取引の対象としている通貨に対して買った時より「円安」となった場合、利益を得ることができます。
例)
- 「1ドル100円」のとき1万ドル買う⇒これに100万円かかる
- 「1ドル110円」になり1万ドルを売る⇒110万円
〈円相場が下がったとき〉
売り注文から入ることで取引の対象としている通貨に対して買った時より「円高」となった場合、利益を得ることができます。
例)
- 「1ドル105円」のとき1万ドル売って105万円になる。
- 「1ドル95円」のとき1万ドル買い戻す。これに95万円かかる
売りから入る場合、
「円しか持っていないのにも関わらず、なんで外国の通貨を売りから入れるの?」となりませんか?
これは、FXの特長である証拠金取引という取引の上で成り立ちます。
株は自分の持ち金を保証金とすることにより自分の持っている金額の25倍までの金額を取引することが可能です。
いわゆる「レバレッジ」というやつです。
ドルを現在持っていなくても保証金を担保として現在の為替相場でドルを借り入れ(最大資金の25倍)それを売ることで「売り注文」から取引が開始できます。
※ここでの利益の出し方は予想と為替相場が逆に動けば損失も出るということになります。
FXのメリット・デメリット
~メリット~- 少額で取引可能
- 少ない資金で大きな利益を出せる(レバレッジ)
- 不況でも利益が出る
- 金利の差も収益(スワップポイント)
- 24時間取引可能
- 選択肢が狭く情報が得やすい
~デメリット~
- 大きな損益を被る可能性(レバレッジ)
- 24時間取引されている
一見するとデメリットがかなり少なく見えます。
しかし
FXは基本レバレッジを行なって取引するので株や投資信託よりもさらにリスクが高く、大損をする可能性があります。
FX取引では世界中に取引所が存在するため取引が24時間行なわれています。
これはメリットにもなりますが、それだけ自分の目を離した隙に為替が大きく変動し、大損を抱える可能性もあるというデメリットにもなりえます。
10分の1の1000通貨から取引可能な「ミニ」
通常、多くのFX会社では1万通貨(1Lot )から取引が可能です。
つまり、
「1ドル100円」の米ドルを買うのに100万円必要になります。
ですが、
そんな大金なかなか一般人が簡単には用意できませんよね?
さらに、
仮に用意できたとしてもいきなりそんな大金から運用を始めるのはかなり不安です。
そのような場合、特に初心者の場合には少額から取引ができる1000通貨取引がお勧めです。
必要資金の10分の1つまり「1ドル100円」の米ドルを買うのに10万円でこと足ります。
実際の取引をしつつ、FXのことを学ぶための取引方法として非常に有効です。
レバレッジ取引
1000通貨取引で10万円の用意だけで済むと言っても学生にはまだ大金と言える額です('A`|||)
そんな資金なかなか用意することもできません。
そんな場合に有効な方法が「レバレッジ」です。
FXでは自分の用意した資金の25倍までの金額の取引が可能になります。
例えば、
自分の用意した資金が4万円だとします。
そうすると「1ドル100円」の米ドルを4万円の25倍の100万円まで購入することができるというわけです。
資金の約3倍までしか取引できない株の信用取引と比べるとずいぶん大きくレバレッジを掛けられます。
これにより少額で大きく利益を出すことが可能になります!
しかし、
逆に大きく損益を被る可能性もあるということを念頭に入れておかなければいけません。
そのあたりは、株の信用取引と同じです。
【関連記事】
(信用取引の仕組み)株価が下がっても利益を出す!
レバレッジや1000通貨取引を使うと、約4000円からFXを始めることができます!(*゚∀゚)っ
大きな損失を防ぐロストカット
ロストカットとは、損失が大きくなりすぎることを防ぐために含み損があらかじめ決められている「必要証拠金維持率」を下回った場合に自動的に行なわれる強制決済のことを言います。
~証拠金維持率~
担保として預けた金額から、含み損の金額を差し引いた金額の割合
基準は、取引する証券会社によって決まっていたり自分で決めたりすることができます。
これにより、基本的には証拠金以上の損失が出ないようになっていますが、為替相場の急激な変動によっては、証拠金以上の損失が出て借金となることもあります。
レバレッジを高く設定しすぎないことで大きな損益を防ぐことができます。
取引できる通貨の種類
ほとんどすべてのFX会社で取引できる通貨- 豪ドル(オーストラリアドル)
- 加ドル(カナダドル)
- フラン(スイスフラン)
- ユーロ(ユーロ)
- 英ポンド(イギリスポンド)
- 円(日本円)
- 米ドル(アメリカドル)
- 南ア(南アフリカランド)
他にも証券会社によって取引できる通貨がたくさんあるので、
特長とともに今後記事にまとめていきます。
2 》FX=ギャンブル?
為替相場に影響を与えるものにはこのようなものがあります。
- 景気動向
- 金利・物価
- 国際収支
- 為替介入
- テクニカル的要因
- 地政学リスク
- 投機的要因
FXをギャンブル的に何の研究もせずに行なうと大きな損失につながります。
しっかりと日々世界の経済状況に目を光らせて情報を分析することが必要です。
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3 》FXのスワップポイントって?
金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うことで、その金利差に当たる「スワップポイント」を受け取ることができます。
これを目当てに取引している方もいるようです。
例)
金利差が2.4%だった場合、
購入した金額に伴った金利(スワップ)を毎日受け取ることができます。
逆に、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合には金利差分を支払うことになります。
現在、日本の金利はかなり低水準なのでほとんどの場合は、
「外貨買い」ではスワップポイントを受け取り
「外貨売り」ではスワップポイントを支払うことになります。
まとめるとこのような感じです↓
低金利通貨(売り)+高金利通貨(買い)=スワップポイント受け取り
高金利通貨(売り)+低金利通貨(買い)=スワップポイント支払い
4 》初心者がFXで勝つためには?
まずは、米ドル取引から
まず取引を始める場合、
取引料が多く価格変動が滑らかな米ドルから始めるべきです。
日本ではアメリカに関する情報が集めやすく豊富であるため、分析しやすく予想が初心者の方でも比較的簡単です。
複数口座を開設する
FX会社でのトラブルやシステム障害などに備えて複数の口座を開設しておくべきです。
複数口座を持っておき放置しておいても特にデメリットは無いので、リスクヘッジとして開設しておくことをおすすめします。
▼FX会社口座▼
経済動向を制する
【経済指標のチェックをする】各国が発表する経済に関するデータや大きな影響力のある人物の発言や政策など常にアンテナを張り巡らせて情報を収集し研究することです。
FXは、博打や賭博のような賭け事ではありません。
しっかりとした経済の動きに合わせて変動しています。
やはりお金を手に入れるためには一定以上の学習は必要です。
▼FXについて学べるセミナー▼
指値注文と逆指値注文を上手く使う
指値注文や逆指値注文をうまく使ってうまくリスクを監理しましょう。
24時間市場が動いているFX取引だからこそ、これらをうまく使うことが重要になってきます!
▼逆指値注文について▼
【株初心者】有効な逆指値注文の使い方(図解)
株取引を例に挙げて解説していますがFXでも同じ方法で注文を行ないます。
テクニカル分析
デイトレードなどの短期取引を行なう場合、チャートやローソク足を利用した「テクニカル分析」も必要になってきます。
テクニカル分析には一定の法則性があります。
5 》まとめ
FXは
- 24時間体制でライフスタイルに合わせて取引できる。
- 少額から取引できる
- スマートフォンで取引可能
- 選択肢が狭く選びやすい
一方、
大きな損失も被りやすい投資方法なので、しっかりと研究して行なう必要があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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