日本人は、その他の先進国に比べて預金以外の方法で資産運用している割合が非常に低いです。
- 安心・安全重視リスクを取らない
- 運用についての知識がないので不安
- 勉強するのが面倒
しかし、
多少でも資産運用について知ると、大抵の人がこれまでの銀行に預けるだけの選択をしていたことを後悔すると思います。
一刻も早く資産運用についての知識を知って少しでも豊かな暮らしを始めませんか?
今回は安心・安定・安全をモットーにインカムゲインを狙った方法を紹介します。
1 》日本の資産運用事情・預金金利
Twitterなど見ている限り、自分のフォローしている人たちは運用の情報を挙げてくださる方が多いので日本でもずいぶん活発に個人で運用され、その情報も溢れているように錯覚します。
ですが、
実際身近にしっかりと自分の資産と向き合っている人がいるかと言われると、運用の仕組み・やり方さえ知らず他人事のように考えている。というような状況が大多数です。
海外との比較
グラフを見ていただけると分かりますが、いかに日本の資産運用意識が国外と比べて低いことか
改めて、出遅れている感が否めない…
日本の預金金利事情
現在、普通預金で銀行にお金を預けて最高金利でも0.02%しかありません。
10万円を1年間預けていても約20円
100万円でも約200円です。
金利についてはYahooファイナンスで最高金利と金融機関を知ることができます。
銀行にお金を預けていてもほとんど増えない時代だからこそ自分で資産運用をしっかりと行いできるだけ有利に生きていきましょう!
次の章から実際に初心者でも安心して取り組める低リスクの資産運用方法について具体的にまとめていきたいと思います。
日本も近年、個人投資家向けの政策など積極的に取り組まれてきているので、これから来るであろうビックウェーブに乗り遅れない、寧ろ一歩先に進んでおくくらいの気概で学んでいきましょう(*・ω・)ノ
2 》個人向け国債
【リスク】★
【初期費用】★
【短期運用度】★
【長期運用度】★★★★
【資産変動】★
- とにかくリスクを取りたくない!
- 勉強したくない!
- 面倒なことは嫌い!
- 少しでも資産を増やしたい!
これから紹介する4つの方法に比べて圧倒的にお金の変動割合は小さいです。
ですが、
短期で資産を増やしたいなら競馬や競艇など公営ギャンブルにでも行けばよい話で、あくまで銀行に預けているより有意義な選択肢として紹介します。
個人向け国債を買うことは、簡単に言うと「国に投資するということ」になります。
画像:財務省:個人向け国債
国債購入メリット
1.元本保証初期費用が補償されているという点から投資と言えるか微妙ですが、何も勉強したくないとにかく購入しておけば、確実にお金が増えるという点は十分メリットです。
国の経済が破綻するような自体が起こらない限り、元本は保証されます。
2.預金より高い金利
個人向け国債では、年に0.05%以上の金利が付くことが保証されています。
多くの銀行金利0.01%に比べて5倍も金利が付くと考えると銀行にお金を預けておくより良い選択ですよね?
3.最低金利保証
28年1月末に日銀の黒田総裁が掲げたマイナス金利政策により債券市場は下落しています。ですが個人国債ではマイナス金利になることは無いです。
国の制度により最低金利が保証されているので「10年変動」「5年固定」「3年固定」いずれも下限金利0.05%が保証されています。
4.1万円から購入可能
一万円単位で取引可能
他の金融商品には、さらに少額で購入可能ですが十分学生でも購入可能な価格です。
5.未成年から購入可能
投資には、未成年から取り扱うことの出来ないものも多くありますが国債は未成年でも購入可能です。
国債購入デメリット
1.利益が出るまで時間がかかる半年に一度、金利の半分利息が支払われるので利益として資金が増えるまで他の金融商品に比べて時間がかかります。長期的に他の金融商品と分散して買っておくなどの使い方が主流です。
2.自由にお金が引き出せない
国債を一度購入すると満期を終えるまで基本的には購入資金を引き出しません。
銀行にこれからも貯蓄しておく予定のある余剰資金で購入することをおすすめします。購入から1年後からは、手数料を支払って一応引き出すこともできます。
3 》現物株取引(配当/優待)
【リスク】★★★
【初期費用】★
【短期運用度】★★★★
【長期運用度】★★★★
【資産変動】★★★
- 短期間で大きく資産を増やしたい!
- 勉強はあまりしたくない
- 多少のリスクならOK
リスクといってもそこまで大きなリスクではないのでご安心を(*・ω・)ノ
今回は、安定・安心・安全を目指した運用紹介なので一般的な株のキャピタルゲインでは無く、配当や優待など放っておいても資産の増えるインカムゲイン中心に見ていきます。
安定的に利益を見込むためには、株で高配当の株を購入する方法があります!
配当や優待などのインカムゲインは、できるだけ早く株取引を始めたほうがお得になるのでぜひ検討してみてください。
株取引メリット
1.年1回~4回配当が貰える高配当株の中には、配当利回り7.6%などのものがあります。
高配当株は、Yahooファイナンスで知ることができるので参考にしてみてください。
2.豪華な優待があるかも
人によって欲しいものの基準は違うのでなんとも言えませんが、自社製品の詰め合わせ、店頭で使える割引券、無料券、お米券など様々です。
こちらもYahooファイナンスで見ることができます。
3.キャピタルゲインによる利益も
配当・優待目当てで買った株でも、大きく株価が高騰した場合に売ればその差額のキャピタルゲインを得ることができます。
配当・優待目当てで買った株の株価は、普段気にしなくても良いですがたまに確認して取引することでより効率よく利益が上げられます(*・ω・)ノ
4.少額から購入可能
銘柄によりますが、安いものだと1株10円近いものなどもあります。基本的に100株から取引可能なので、安いものでは1000円から取引可能ということになりますね!
そのような銘柄は、あまり手を出すべきではないものです。
ですが、1万円も出さず優待や配当が貰える銘柄が実際にあります( ´_ゝ`)ノ
5.未成年から購入可能
自分自身、未成年からでも株式投資を始められました。
現物取引ならば未成年でも可能なので、できるだけ早く購入して配当や優待を受け取ったほうが有利になります。
- カブドットコム証券
- 松井証券
- マネックス証券
- 楽天証券
- SBI証券
自分が選んだ証券会社は、SBI証券です。
⇒SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
10万円以下取引無料なので少額から有利に始められます。
株取引デメリット
1.元本割れのリスク株は購入した金額よりもちろん下がることもあるので、元本保証はありません。
もちろん倒産しない限り価格は動き続けるので配当や優待等、インカムゲイン狙いで買うならあまり気にする必要は無いかも知れません。
2.資金が0円になることも
企業が倒産すると株価が0円になります。配当や優待を提供しているような企業は、企業業績が安定している企業の場合が多いので倒産の確率は低いですが…
現在、なにが起こるのか誰にもわからないので突然倒産なんて事もありえるかも知れません(;´Д`)
そこは、どうしても自己責任になります
3.配当/優待が突然無くなることも
突然優待や配当の内容が変更することもあります。そのような場合株価が急落することもあるので注意が必要です。
4 》ETF(上場投資信託)分配金
【リスク】★★
【初期費用】★★★
【短期運用度】★★★★
【長期運用度】★★★
【資産変動】★★★★★
- 勉強したくない
- 短期で利益を増やしたい!
- キャピタルゲインも程よく狙う
こちらでも、安心・安全・安定を求めるためキャピタルゲインよりインカムゲインを狙うことを中心に考えていきます。
株とETFの違いは投資先を分散しているか否かです。
ETFの中には、分配金の受け取りが可能です。
こちらは、株式と違い信託報酬という手数料が必要になります。
ETFメリット
1.キャピタルゲインによる利益も分配金もありますが、ETFではこちらがメインに思えます。短期的に動きが大きいので見ていて面白いものが多いです。
分配金目的で購入しても、価格の変動によっては売買を行うことでキャピタルゲインを得ることができます。
2.未成年でも購入可能
株と同じように証券取引所で取引できます。
名前の通り投資信託が上場しているようなものです。
3.分配金(インカムゲイン)を得られる
こちらで高分配金のETFが確認できます。
決済回数も多い物が多いです。
年6回から中には年12回なんてものもあります。
4.株より変動が読みやすい
1銘柄だけに投資しているのではないので、1つの企業の業績に左右されません。分散投資しているので素人でも動きが読みやすいです( -д-)ノ
5.1銘柄で分散投資可能(安定)
1つの銘柄の業績に影響されない…(略)
ETFデメリット
1.元本割れのリスクETFは証券取引所に上場しているので、株価が変動しています。
元本は保証されていません。
ETFの上場廃止はほとんど起きていないので0円になる可能性は少ないです(無いとは言ってない)
2.数万円から買える
これは、デメリットというよりメリットのような気がします。
ここで紹介しているほかの金融商品と比べると高いので一応デメリットに入れています。
3.手数料+信託報酬が必要
ここが、株式と大きく違うところになりますかね
ETFを保有している期間は信託報酬という管理費用のようなものがかかります。年間で言うと0.1%~1%未満が多いです。
ここまで紹介した3つの商品は証券口座で取引可能です。
⇒SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
【関連記事】
▼口座を開設する際の必要書類とその所得方法
株を始めるときの必要書類と所得方法
5 》FX(スワップポイント)
【リスク】★★★★
【初期費用】★
【短期運用度】★
【長期運用度】★★★★
【資産変動】★★
- 安定的に利益を求める
- 多少の勉強
FXは、基本為替差益による利益(キャピタルゲイン)を出すものです。しかし為替差益だけではなくスワップポイントというインカムゲインを得て安定的に資産を増やす方法を見ていきます( -д-)ノ
〈スワップポイントの仕組み〉
金利の低い通貨を売り、高金利の通貨を買うことでその金利差に当たる「スワップポイント」を受け取ることができます。
上の図では、金利差が2.4%となっており購入した金額に伴った金利(スワップ)を毎日受け取る事ができます。
現在、日本の金利はかなり低水準なので
ほとんどの場合は、
「外貨買い」では、スワップポイントを受け取り
「外貨売り」では、スワップポイントを支払うことになります。
このようになります。
低金利通貨(売り)+高金利通貨(買い)=スワップポイント受け取り
高金利通貨(売り)+低金利通貨(買い)=スワップポイント支払い
FXメリット
1.高金利な通貨買いでスワップポイント南アフリカランドやニュージーランドドルなど高金利の通貨を買うことで多くのスワップを受け取ることができます。
2.保有期間分スワップポイントを受け取れる
毎日、スワップが加算されるのでポジションを持っている日数分スワップが加算されていきます。
毎日受け取れるということは、株の配当などと違って受取日が無く自由にいつでも引き出せるということです。
3.毎日スワップポイントが加算される
(略)
FXデメリット
1.リスクが大きいFXでは、レバレッジをかけて取引するのが当たり前です。その分、損失が出た場合には大きな損失にもなりえます。
FXでは大きな損失を防ぐためのロストカットという機能があります。
ロストカットとは、損失が大きくなりすぎることを防ぐために含み損があらかじめ定められた「必要証拠金維持率」を下回った場合に自動的に行われる強制決済のことです。
株式のように損失が出ても保有したままにしておくということができないので大暴落が発生した場合ロストカットしてしまう可能性があります。
証拠金を調整することで暴落にも耐えられる設定にしておく必要があります。
▼FX口座開設はこちら▼
6 》ロボアドバイザー自動取引
【リスク】★★
【初期費用】★★★
【短期運用度】★
【長期運用度】★★★★★
【資産変動】★★
- とにかく楽がしたい!
- しっかり運用させたい!
- 勉強はしたくない!
色々な金融商品に自動で分散投資を行い、自動売買を行い資産を運用してくれます。
例)
ロボアドバイザーメリット
1.完全自動取引自分で勉強も確認も何もすることなく普通に生活しているだけで勝手に資産を運用してくれます。とにかく楽ですね(´∀`*)
2.分散投資可能
自動で分散投資してくれます、
リスクヘッジには最適です。
3.人間の意志が介入しない
投資において人間の意志が介入することが最も投資する上での障害だといわれています。
完全自動で取引を行ってくれるロボアドバイザーには、人間の意志が介入する隙が無いので高確率で資産を増やしてくれるということです。
ロボアドバイザーデメリット
1.手数料が掛かる資産運用を行う上で、手数料の問題はとても大きいです。
自動で全て行ってくれる分手数料が自分で取引するより掛かってきます。短期的に見るとそんなに変わらないように思いますが、長期的に見ると大きく変わってきます。
個人的には、今から自分で運用の勉強を始めて自分で運用することをおすすめします( -д-)ノ
まあ、自分は怠惰なので一部ロボアドバイザーで運用する気満々ですが(笑)
2.利益は長期的
利益は、長期的に計画され運用されているため途中でお金を引き出すと運用に影響したりします。
一旦損益がでても長期的に見て利益が出るようになっています。
▼1万円の少額から運用を開始できます。
▼10万円から手堅く運用できます。
7 》まとめ
キャピタルゲインよりインカムゲインを狙った取引を中心に行って見るのも面白いかも知れません。どの取引方法でも、初期費用が多いほど得られる利益も大きいことは共通しています。10万円からでも安定・安心・安全な取引で長期で利益を上げることが最も堅実に利益を積み重ねる方法です。
ぜひこれらでの運用を検討してみてください。できるだけ早く始めたほうがお得ですよ(*・ω・)ノ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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