
僕が株式投資をやっていく中で、ひとまず小手先の技術を身につけるべく、手にとった本が『株価チャート練習帳(スイング&デイトレ編)』《秋津 学 著》でした。
自分が大学生ということもあって、スイング&デイトレというスタイルで取引をするのが最適だと考えていたので、テクニカル分析中心の本を選びました。
この本を一通り読んで、実際の取引に応用してみた経験を踏まえてレビューしていきたいと思います(*・ω・)ノ
※あくまで独断と偏見レビューになります。
1 》感想・評価・レビュー
自分はスイング&デイトレードで投資を行う前提で株取引を始めたので、この書籍の第1弾である『株価チャート練習帳』では無く、より短期投資にフォーカスしている第2段のこちらを選びました。
スイングとデイトレの基礎基本の内容から、実際に取引に使える方法まで簡潔に書かれているという風に感じました。
数式やデータを厳密に取り扱って分析するといったようなチャートの見方は想定されていません。
あくまで、このようなチャート内で得られる情報のみを使って分析していくといった形式です。

基本6項目 ⇒戦略7項目 ⇒原則8項目 ⇒ワザ39項目 ⇒卒業テスト
という大まかに5部構成で書かれており、これまで色々な本を読み、散らばっていた知識を1つにまとめることができたという印象です。実際の過去のチャートを例に挙げて
このような特徴が出た⇒チャートにこのように影響する
といった流れで解説されており、実際に蓄えた知識を使うことを想定して作られているなと思います。
このような書籍では当たり前のことかも知れませんが、この本を一冊読んだ時点で実際に取引で生かしてみたい!と思い、すぐにチャートの分析に取り掛かったのは僕だけでは無いはず、、
2 》実際に取引してみて
確実にチャートの見方は変わったと思います。
決まった型⇒下落リスクが大きい
と分かっただけでも、それまで惰性で行ってきた取引のリスクの大幅改善です。

チャート上にこのように様々な情報を表示させ実際に注目すべき点について分かるようになりました。
この『株価チャート練習帳(スイング&デイトレ)』は、数学でいうところの計算ドリルのような位置付けだと勝手に思ってます。
正直、上のチャートに付随されている全ての情報とその関係性の意味を理解できたかといえばNoです。
ですが、
問題演習を積むことで実際の取引でテクニカル分析を「頭では理解していたもの」から「実際に使えるもの」の格上げに成功しました。
以前は、なんとなくで行っていた株取引が本当に恐ろしくなるような変化です。
これにより、以前のように「株を買った瞬間に株価が急降下('A`|||)」という事態は、ほとんど無くなったと言っても良いのではないでしょうか?
3 》実際のチャートと見る
こちらの書籍で扱われている銘柄は、実際にそのテクニカル分析の傾向に沿ってチャートが動いたものを多く使用しています。
ですが、
実際には、突発的な企業に関するニュースなど様々な事柄で株価は上下します。
この本では、テクニカル分析のそのような弱い点を述べた上で、本文中に挙げたテクニカル分析に沿わない動きの場合に、そこをどのようにしのぐか、どのように上手く逃げる・損切りを行うかまで寄り添って考えられています。
そのような点も評価できるポイントだと思います。
あえて良くなかった点を挙げるとすると、2、3問ほど少しチャートが読みにくい箇所があったかな?という感じです。
4 》まとめ
スイング&デイトレを行う人なら一読の価値あり!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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