2011年頃からスマホが普及し始め、9年目を迎えようとしています。
しかし、
とりあえず大手の企業で契約、購入していて、格安SIM・格安スマホについては「よく分からない('A`)」という方もいるのではないでしょうか?
毎月発生する料金の支払いは、積み重ねるととても大きな額になります。
格安SIM・格安スマホについて知ることは、かなり大きな節約となるのでぜひ知っていきましょう。
目次
1 》格安SIM・格安スマホで変わる通信料金
「通信プランを検討しながら何とか通信料金を下げようとしようとしているが、負担が大きく感じる」という方は知っているだけで通信料が劇的に変わる「格安SIM」「格安スマホ」を検討してみてはいかがでしょうか。
格安SIM・格安スマホ仕組み
MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者がドコモやauといったキャリアから無線のネットワークを借り、無線ネットワークを提供しています。
▼MVNO仕組み▼
・格安の理由
MVNOでは、上で示したように無線ネットワークをキャリアから借り、その回線をユーザーに提供しています。
これにより、
事業主(MVNO)自身が無線ネットワーク環境を構築・運営する必要がなく、その分、かなりのコスト削減が可能になります。
それに加えてメールや通話などの関連サービスを最低限に絞ったり、販売店をオンラインのみにするなど実店舗を構えていない場合も多いです。
⇒支払う料金が抑えられる。
2 》格安SIMと格安スマホとは何?
結局、格安SIMと格安スマホ自体はなにものなのか?仕組みを理解しただけではよくわからないと思うので、ハード面でも理解を深めていきましょう。
格安SIM
そもそもSIMカードとは、携帯電話やスマートフォンが通信を行うために必要なICカードです。
キャリアと契約中の携帯電話やスマートフォンにはSIMカードが挿してあり、SIMカードが無いとデータ通信や音声通話が行えません。
電話番号や契約者情報もSIMカードに記録されており、スマートフォンなどを利用する上で重要な役割を担っています。
データ通信料金 | 800円 |
---|---|
音声通話オプション | 800円 |
通話料 | 430円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
合計 | 2032円 |
格安SIMのみ購入した場合、スマートフォン本体を自分で用意しなければいけません。これは「自分の好きなスマートフォンを自由に選択できる」というメリットになります。
- 既にスマートフォンを持っている。
- 使用するスマートフォンを自分で選びたい。
格安スマホ
「格安スマホ」とは、格安SIMとスマートフォンがセットになって販売されているものを言います。
格安SIMだけの購入に比べ、SIMカードの通信料金に加えスマートフォンの割賦代も毎月支払うという仕組みになるので料金目安もこのように変わってきます↓
データ通信料金 | 800円 |
---|---|
本体割賦代 | 1500円 |
音声通話オプション | 800円 |
通話料 | 430円 |
ユニバーサルサービス料 | 2円 |
合計 | 3532円 |
低価格のAndoidスマートフォンとSIMをセットで購入することで、キャリアのスマートフォンより料金を抑えられます。
※iphoneでも格安SIMを用いることは可能です。
- 始めてスマートフォンを持つ
- 日常生活に問題ない程度の性能しか求めていない
3 》格安SIM・格安スマホ(できること/できないこと)
運用料金が安くなる分、スマートフォンの使い勝手がグレードダウンするのでは?と心配している方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、格安SIM・スマホでできることとできないことをしっかりと確認していきましょう!
できること
- LINEやソーシャルゲームなどのアプリ利用可能
- MNPなら電話番号がそのまま使える。
- テザリング可能
~MVP~
MNP(Mobile Number Portability)とは、電話番号はそのままで、別キャリアのスマートフォンに機種変更を行う制度のことです。~テザリング~
テザリングとは、スマートフォンをWi-Fiルーターとしてその他の通信機器をインターネットにつなぐことができる機能のことです。格安スマホ・格安SIMでも、モバイルデータ通信はキャリアスマホと変わらず使えるのであまり不便になるといったことはありません。
できないこと
- キャリア決済が使えない(有料アプリ/コンテンツの購入など)
- キャリアメールが使えない
- 通話定額サービスが使えない
- 本体の保証制度がない
~キャリア決済使用不可~
キャリア決済が使えない点に関しては、クレジットカードやプリペイドカードを利用することで問題なく購入可能です。~キャリアメール使用不可~
キャリアメールを使うことができなくなる点は、「Yahooメール」や「Gmail」など代替となる無料のメールサービスを利用することで解決可能です。~通話定額サービス使用不可~
格安SIM・格安スマホの最もネックな部分がこの点です。通常通り通話していると通話料金が高くなってしまいます。それでも、通話アプリを用いることでかなり割安に通話することができます。
4 》SIMロック・SIMロックフリーとは
キャリアから提供されているスマートフォンにはSIMロックというものがかかっており、他者のSIMを挿しても通信や通話ができない仕組みになっています。
このようなSIMロックがない端末のことをSIMロックフリー端末といいます。
※2015年5月以降に発売されるスマートフォンに関してはどのキャリアでも購入から6ヶ月後にはSIMロックを解除することができるようになりました。
SIMロックの解除には、店頭で行ってもらう方法とネット上で各キャリアのページから行う方法の2パターンあります。
5 》格安SIM・格安スマホに乗り換えるタイミングは?
格安SIMもしくは格安スマホに乗り換えるタイミングとしては、契約解除料の発生しない時期が最も適しています。
現在契約しているサービスを契約満了したタイミングで乗り換えないと契約解除料が発生する可能性があります。
一方、格安SIMには契約による縛りがないため、好きなときにその他のMVNOに乗り換えることができるというメリットがあります。
6 》関連記事
▼以下の記事もあわせてご覧ください▼
【格安SIM】用途/使用度別おすすめプラン選び方指南
iPhoneSE代替スマホ徹底13種比較(4インチ台/SIMフリー含む)
最期まで読んでいただき、ありがとうございました。
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