普段みなさんは紙の手帳を持ち歩いていますか?
私の周りでは予定すべてをスマートフォンに記録し、手帳を使って時間管理している人をめっきりと見かけなくなってしまいました。
確かに、予定の記録などに関して、スマートフォンの「メモ機能」や「リマインダー設定」で十分だとも思えます。デジタル社会のいま、手帳を持ち歩くことは時代遅れだという認識もあっての世の中の傾向と言えるでしょう。
それでも、若い世代からお年寄りまで、いまだ根強い人気があり、次々に新作が登場している手帳
このように親しまれ続けるのには、計り知れない魅力があってのことでしょう。
ここでは、いま一度手帳の魅力を発掘していきます!
社会人の方はもちろん、大学生にも一度でも使い勝手のいい手帳を見つけると生活に欠かせないパートナーになるはずです。
1 》手帳の使い方と楽しみ方の進化
私が手帳を愛用し始めたのは、手帳を人から頂いたことがきっかけです。
その時にはすでにスマホが生活に普及しており、時間管理はスマホさえあれば事足りると考えていたので、自ら進んで手帳を購入するといったことはしていませんでした。
このようにスマホが普及している今、生活に新しく手帳を取り入れようとする人は少ないかもしれません。
スマホ台頭後の手帳
意外なことに、スマホの普及によって心配されていた手帳の急激な需要の落ち込みは見られませんでした。
むしろ、各企業が工夫して発売する手帳の中には、発売して即完売となるような手帳まで登場し、手帳の需要はまだまだ衰えるところを知らないようにすら思えます。
SNSで話題になる手帳なども登場し、現在では、サラリーマンなどの以前から手帳を愛用していた年長者だけではなく、若い世代の人たちまで手帳人気が拡大しています。
デザイン性の向上、見せる手帳へ
これまで手帳と言えば、サラリーマンが予定を管理するためのものといった地味な印象でした。
しかし現在では、若い世代でも楽しく使うことができる、1つの自分らしさを発揮できるツールとして親しまれるようになっています。
手帳自体のデザイン性の向上に伴い、手帳を精一杯使いこなし、かつファッション性まで向上させるといった目的のペンや付箋、シールの類なども次々と登場。
いまや手帳に関連する商品は日進月歩で進化し溢れかえっています。
▼カスタマイズ▼
このような手帳カスタマイズについての書籍が発売されるなど、ますます手帳業界は盛り上がりを見せています。
近年は、自分なりの「My手帳」にアレンジするのが流行です。長く使っていくことで手帳を自分なりに育てていくような楽しみ方をしているようです。
機能性の向上の進化
もちろんデザイン性だけではなく、機能性の向上も著しいものがあります。
皆さんも1度くらいは耳にしたことがあるでしょう「ほぼ日手帳」から何度も再利用できる「スマートノート」、スマホと連携して使うことができる「「超」整理手帳」などニーズに合わせて手帳も進化しています。
▼おすすめの手帳▼
2 》スマホ普及後なお、残り続ける魅力
手帳とスマホは比べて、自己管理の上でどちらが優れているというようなことは一概には言えません。
もちろんどちらにも利点があり、どちらにも欠点があります。両立して使用することで最大限の利益を引き出すことができるというものです。
紙の手帳メリット
手帳にはおおまかに以下のような利点があります。
1.全体を俯瞰できる
書き込んだ予定を一度に見ることができるものが多く、素早く直観的に予定を把握しやすい。
一度に把握することができる情報量の多さはスマホに比べて手帳の強みと言えるでしょう。
2.アクセス速度
全体を一度に把握できるということは、必要としている情報に素早くアクセスできるということにも繋がります。
さらに情報へのアクセス速度を上げるには手帳そのものへのアクセスを快適にする必要があります。
3.書式に縛られない
スマホに何か書き留めておこうとすると、たいてい文字で記録するという形式をとることが多いでしょう。
その点、手書きの手帳では、関係性を矢印で繋ぎ表すこともでき、文字だけでなく、イラストなど自分の分かりやすい方法で書き込むことができます。
文字だけに縛られてしまいがちなスマホに比べて、自由に書き込めるということは効率的で直観的に予定を管理できるということに繋がります。
4.記入範囲に制限がない
デジタル的に一定間隔に整然と並べられた文字で予定をきっちり管理する。これはデジタルだからこそできる1つの利点です。
しかし、手書きの文字で書き込み、書き足し、手帳が埋まっていくのを見るのはデジタルには出せない味があり、個人的に気に入っている点です。
スマホでは、容量などの関係もあり機械的に予定を消化しては消していきますが、手帳は手元に残り続けるので、ふと見返してみたりなんかすると日記みたいで楽しいものです(*゚∀゚)
このようにデジタルにはない利点があることにもスマホが普及してなお、いまだに手帳人気が根強く残る秘訣があるのでしょう。
このような特徴を生かし、デジタルとの差別化を図って制作、発売されている手帳も近年では数多く見ることができます。
3 》スマホと手帳の両立した使い方
ここまで紙の手帳の利点ばかりを挙げてきましたが、スマホが台頭している今、無理に手帳にすがりつくのは「非常にもったいない!」と言わざるを得ません。
むしろ、お互いを利用しあうことで、相乗効果を得るのが世の中の進歩に逆らわない賢い方法というものです。
①予定想起 ⇒ スマホ
手帳の特徴として、今後の予定について確認しようとすると自発的に手帳を開き、予定を確認する必要があります。
一方、スマートフォンには「リマインダー機能」(予定通知機能)が備わっていることがほとんどです。iPhoneユーザーの方なら以下の画像のようなアプリがあるはずです。
私自身、手帳に頼りっきりにはならず、簡単な予定の管理、定期的なイベントごとの通知にはこちらを用いることがほとんどです。
このアプリの便利な活用方法については以下のサイトに簡潔にまとめられています。
予定をリマインダーで指定時間通知にさえしておけば、仮に予定を忘れてしまったとしてもスマホが知らせてくれます。
指定時間や、指定場所などで通知してくれる機能があるなど、デジタルならではの便利な面を活用できるでしょう。
細かい予定確認&把握 ⇒ 手帳
スマホにはデジタルならではの様々な制約が考えられます。
スマホのデメリット
- 充電の制限
- 一度に見られる情報量
- 過去の情報へのアクセスの悪さ
- 書式に縛られる
このようなスマホと手帳の両立という関係の中で、手帳が担う役割には以下のようなものが考えられるでしょう。
手帳の担う役割
- 図解
- 長期的に必要な情報のまとめ
- 過去情報の管理
- 詳細な予定の管理
- 緊急時のリスクヘッジ
さらに、スマホでは1つのタスクをこなしつつ、もう1つの作業を進めるということは困難です。
個人的には、株など投資をする上での資金管理、取引管理などにおいてスマホで計算しつつ手帳に書き込むなどスマホと手帳とで使い分けるなどしています。
取引の過去のデータを残しておくこともでき、その点手帳がかなり役立ちます。
以上のこと以外にも、人の数だけ手帳の活用方法は無限大です。
4 》手帳の魅力って結局ここ!
いろいろと書いてきましたが、結局、数ある手帳の中からお気に入りのものを選び自分好みにカスタマイズしつつ、日記のように手元に残る形で記録が残るということに楽しさを感じるのが一番の魅力だと思います。
「日記を書きたいけど、三日坊主で終わってしまう…」という人や、「自分好みにカスタマイズして何かを作り上げるのが好きだ!」という人に向いているのかもしれません。
自分も最初は、かっこよく手帳を使いこなしている社会人へのあこがれくらいで使っていましたが、今では生活に欠かせないものとなり、抜けている自分の補助要員として非常に助けられています(´∀`*)
5 》関連記事
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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