7万円前後で購入でき、比較的手に取りやすい価格帯の液晶ペンタブレット人気モデルを簡単に比較してみました。
私自身、購入する際に比較したポイントをまとめたものです。この記事で今回の調査を共有しておきたいと思います。
前回の記事↓
液晶タブレットで10万円以下のモデルとなると、入門者向けの必要最低限で簡素なつくりのものが多いです。ですが今回は、そのような中でも選りすぐりの3機種を比較していきます。
今回比較するのは、以下の3機種↓
(Wacom)
- Wacom Cintiq 16 DTK1660K1D
- Wacom Cintiq 16 DTK1660K0D
- XP-PEN Artist 22 R Pro
1 》各種モデル簡単比較表
まずは、簡単に早見表で各機種の構成を比較します。
(参考)
- Amazon
- ワコムストア
- XP-PEN公式HP
空白の箇所は、公式な情報が得られなかった箇所です。確実な情報のみ列挙しています。
※前回の記事でも書きましたが、今回比較しているWacomの2機種はAmazon限定かそうでないかの違いでしかないと思われます。
そのため、ここからは「Wacom Cintiq 16」と「XP-PEN Artist22 R Pro」の比較となります。
新進気鋭のXP-PEN上位モデル↓
2 》液晶パネルについて
- Wacom Cintiq 16
- XP-PEN Artist22 R Pro
応答速度の面でも「25ms」以下であれば絵を描く分には十分と言われますし、視野角にも大きな差と言えるほど違いはありません。
ですが、
液晶パネルだけを見ると色域が広く、コントラスト比が高く、何より表示サイズが大きい「XP-PEN Artist22 R Pro」に液晶面では軍配が上がるのではないかと思われます。
3 》ペン入力について
小さなことですがうれしいのは、両者とも充電、バッテリーいらずのペンを採用している点です。
液タブを選ぶ際に特に重要視される、「筆圧レベル」においても両者8192レベルを達成しており、文句はありません。
ペンの使い心地としては個人の好みによるところが大きいため、何とも言い難いですが、ペンにおいてどちらの機種を選んでも大きな差異は無いと考えます。
4 》モデル別注目ポイント!
ここからは、それぞれの特に注目したいポイントを挙げていきます。
※購入に即して私自身の偏見がふんだんに含まれています
Wacom Cintiq 16 DTK1660K0D
~良い点~
- 信頼と実績のワコムブランド
- Wacom Pro Pen 2
- 機能最小限のエントリーモデル
ペンタブレットといえば「Wacom」と真っ先に浮かんでくるくらい、これまで積み上げられてきた信頼と実績は非常に大きい。
Wacom製品を買っておけば間違いないとされている風潮を見るに、これまでペンタブ業界を先導してきたブランド力は伊達じゃない!
~注意点~
- スタンドが別売り*
持ち運んで使用する場合、オプションスタンドが必ずしも必要というわけではない
XP-PEN Artist22 R Pro
~良い点~
- スタンドが付属
- 21.5型でこの価格帯
- バッテリーフリースタイラスペン
- 豊富なショートカットキー
21.5型で他社製品を購入しようとするとこの価格帯のこのクオリティーのものを探すことは難しい。
「Pro」と名前に入っている通りエントリーモデルとは言えないが、これから使うにあたってロマンは大きい方が良い。
最終的にどの液タブを選ぶかは、環境や個人の求める機能によるのでよく検討してみてください。
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